ハイロックス社のデジタルマイクロスコープのご紹介です。
デジタルマイクロスコープは「研究・検査・観察」に使用される機器で、カメラモニターが搭載されている点が特徴です。
まずはこちらの動画をご覧ください。
 

この動画は、ものづくりの動画をアップロードしているYouTuberのイチケンさんが、ハイロックス社のデジタルマイクロスコープを使用して半導体の中身を観察した動画となります。

【動画概要】
＜積層セラミックキャパシタ観察＞
積層セラミックキャパシタはノイズ除去や電源電圧の平滑化など、様々な回路で使われており、携帯やテレビに欠かせない電子部品の一つです。
やすりがけの過程で発生したクラックが綺麗に観察できていることが分かります。
目視では絶対に確認できない内部電極の曲がり具合なども観察できています。

＜半導体観察＞
ロジック半導体とパワー半導体を観察しています。
1mm四方しかない小さなチップには、非常に細やかで複雑な回路が描かれていることが分かります。

＜機械式時計観察＞
これまでは20倍～2500倍のレンズを使用していましたが、電動式ズームレンズに変えて観察をしています。
表面の傷だけではなく、奥にある細かな部品も鮮明に映っています。

＜10円玉観察＞
10円玉に描かれている鳳凰を意識される方は少ないと思いますが、マイクロスコープで観察すると凸凹の部分が如実に現れます。
3Dで可視化し凸凹の高さまで計測できています。

動画で使用されている装置は、ハイロックス社のHRX-01というデジタルマイクロスコープになります。
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