食品分析に使用される分析機器~水分計・密度比重計~宮崎県 – 株式会社山口商会 宮崎県の理化学機器・分析・校正・移設

第8回

食品分析に使用される分析機器~水分計・密度比重計~宮崎県

こんにちは!
今回のブログを担当させていただきます、宮崎営業所の新入社員の櫻木と申します。
よろしくお願い致します。

  • 株式会社山口商会
  • 櫻木 仁士
  • 2020年6月入社の櫻木です!!
    趣味:社会人バスケやってます!!

今回のブログは「食品分析に使用される分析機器~水分計・密度比重計~」をご紹介したいと思います。

私は毎朝の日課として「青汁」を飲んでいます。
入社して3カ月経ち、宮崎エリアの様々な企業様を訪問しました。

そこで偶然、毎朝飲んでいる青汁を作っているお客様を訪問することになり、どのような工程で商品が作られているのだろう?と興味を持ちました!

さっそく宮崎県の食品製造分野について調べてみたのですが…県内製造業において、高い割合を占めていることが分かりました!

宮崎県には「食品産業協議会」があり、県内の食品製造に関わる民間企業と、研究施設を持つ官公庁等が相互連携によって試作品・パッケージデザイン・成分分析などによる新商品開発や販路拡大に取り組んでいるそうです。

農畜産物で有名な宮崎県ですが、食料品の製造も盛んなんですね!

 

Study Session

『食品分析はなぜ必要なの?』

さて、食品分析が必要な理由を簡単に説明いたします。

日本には「食品衛生法」が定められています。

”国民の健康の保護を図ること”を目的としている法令で、食品事業者はこの規定に沿って食品製造を行う必要があるのです。

食品衛生法の規定には、
1:食品が微生物による汚染のリスクがないか
2:食品の中に残留農薬や有害物質、または放射線物質が含まれていないか
3:食品添加物が成分規格に合っているか

など、、、食品の種類ごとに定められている検査を行う必要があります。
他にも食品によっては厳しく基準が設定されているものもありますが、これらの基準を満たすために食品分析が行われているのです。
その他の例としては、食中毒の疑いが発生した際にも、原因を究明するために食品分析が行われています。

これは「なるほどなー」と思いました。
毎日当たり前のように食事をしていますが、食品事業者の方々が「消費者ニーズ」に応え続けるための裏方として、「食品分析」は非常に密接な関係となっているんだと感じました!

今回のブログでは、これらの食品分析において
水の分析」、「密度・比重の分析」に使われる装置を紹介いたします!

 

Study Session

『水分計の分析方法』

水分は、食品分析における最も基本的な分析項目のひとつです!
身近に目にする食品の栄養成分表示の糖質や炭水化物、エネルギーの熱量換算などに使われています。

食品分析の基本となる水分析において
紹介したい測定器が京都電子工業の【MKH-710M】です!

 

水分測定は主に加熱乾燥法とカールフィッシャー法に大別されているのですが、
MKH-710Mはカールフィッシャー法を採用しています💡

要約すると、、
溶剤に溶かした試料をカールフィッシャー試薬と反応させて、試薬と反応した試料の消費量から水分量を求める方法です!
※試薬の滴定方法にも2種類(容量滴定方、電解滴定方法)あるので詳細は下記を参照ください。
https://www.kyoto-kem.com/ja/learn/karl/karl02/

MKH-710Mは容量滴定と電解滴定を並行して行う世界初のハイブリッド測定ができるのが最大の強みです!
両滴定法の特徴でもある広範囲の水分濃度測定(1ppm~100%H₂O)、微量水分量の測定(1μg~500mgH₂O)が可能になり試せる試料の幅も広がります。

【こんな方にオススメ】
加熱乾燥法で困難な試料の測定がしたい
カールフィッシャー水分計を既に使用しているが、他の滴定方法も一緒に測定したい
今使ってる水分計より高速且つ高精度な測定器を検討している

【試料の例】
糖類(砂糖)、油類(ドレッシング)、アルコール類(日本酒、味噌)
食品に水以外の揮発成分を多く含有する場合に、乾燥法と違い水だけを定量できるメリットがあるので、
上記のような加熱乾燥法で測定が困難な試料の測定に向いています。

 

Study Session

『密度比重計の分析方法』

私もそうでしたが、密度や比重と聞いてピンとくる方は少ないですよね。
日常で比重が関わっている場面では、お風呂に入ったときに水面が上がる原理を利用していますね!

この原理を応用した測定器を用いて
「目的の成分が想定された量だけ含まれているか、規格に合っているか、異物などが含まれていないか」
などを判断するために密度・比重測定の試験を行っているのです!

そこでご紹介したい測定器が
京都電子工業の【DA600シリーズ(DA650/645/640)】になります。

 

DA600シリーズの特長として
①短時間測定 … 最短測定時間は約20秒(従来比の約40%短縮)
②少量サンプル … 手動注入時約1.2ml、自動注入時約2.0ml
③高精度 … 日本国内唯一の国家標準にトレーサブルな密度標準液メーカー
密度・比重における測定の3拍子を兼ね備えています!

【こんな方にオススメ】
・比重瓶法の測定器をお持ちで振動式密度計法の測定器を検討している方
・従来品DA500 シリーズをお持ちで計測時間の短縮、高精度化等に切り替えたい
・簡単に密度・比重の試験をしてみたい方

【測定分野の例】
牛乳製品、炭酸飲料、果実飲料の品質検査
ビール、焼酎、ワインなどのアルコール度やエキス類の濃度測定
糖液、油脂、調味料などの糖の含有濃度測定

 

Study Session

『食品分析のまとめ』

今回食品分析について学んだことで日常のあらゆる場面と密接に関わっていることを実感し、当たり前の日常を支えてくれている食品分析研究者の方々に感謝をしたいと思いました!

先日、お客様より「希釈計を使っているが、もっと早く正確にできる測定器がないか?」「HACCP対応製品はどんなものがあるか?」とお悩みをご相談いただきました。
このように、日常で使われている測定器のことで少しでもお困り事がありましたら、まずは山口商会にお問い合わせ下さい!

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました!
【お問い合わせはこちら】

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